去る8月29日(木)に西原町学生ソーシャルビジネスプロジェクト(NS2BP)の高校生及び、上間明西原町長、西原町職員による西田睦琉球大学長の表敬訪問がありました。NS2BPは、地域の活性化を目的に西原町在住の高校生が主体となって商品開発や演劇等の企画・実施を行うソーシャルビジネスプロジェクトで、本学の中野拓治客員教授(元本学農学部教授)の指導を中心に本学と関わってきました。
今回の表敬訪問は、本年度より、琉大生と留学生が協働で大学や地域の課題解決を目指す授業「グローカル実践演習Ⅰ」が開始され、その成果発表の場「グローカルフェスティバル」(6月22日@琉球大学)において、NS2BPに関わる西原町の高校生の皆さんと一緒に企画、準備、開催が実施されるに至ったことから、その事業報告を兼ねて実現しました。
表敬訪問では上間町長からの挨拶、喜納あらたさん(那覇商業高校2年)によるNS2BP代表挨拶、西田学長による歓迎の挨拶及び懇談が行われ、今後の本学におけるNS2BPとの連携を端緒とした西原町と本学との国際事業、地域貢献等について活発[NM1] に意見が交わされました。西田学長からは、「NS2BPの活動は、複数の高校の生徒が協力して行っているとのことで、高校の垣根を越えたつながりが大変ユニークで魅力的ですね」とのコメントがありました。
本学では来学期も「グローカル実践演習Ⅱ」を初めとした国際協働授業において西原町を初めとする地域の高校生と連携し、学内のグローカル教育の推進と地域の次世代のグローバル人材の育成を進めることとしています。