理数・情報分野において、高い意欲や突出した能力を有する小学5・6年生、中学生を発掘し、その能力を伸長させる体系的な取組の開発・実施を支援する「ジュニアドクター育成塾」事業の全国受講生研究発表会が「サイエンスカンファレンス2019」(主催:国立研究開発法人 科学技術振興機構)にて11月16日(土)、17日(日)の2日間にわたり東京のテレコムセンターにて開催されました。全国の受講生から選抜された38組の研究発表が行われ、本学の「琉大ハカセ塾」からも2名の受講生が参加し、分野賞、特別賞を受賞しました。
「ジュニアドクター育成塾」は、理数・情報分野において、高い意欲や突出した能力を有する小学5・6年生、中学生を発掘し、その能力を伸長させる体系的な取組の開発・実施を支援するもので、全国24機関で約1,000名の受講生が指導を受けています。本学は平成29年度に採択され、「琉大ハカセ塾」としてこれまでに約120名の受講生を受け入れています。令和元年度は第二段階(2年度目)の受講生9名が、本学の研究室でサポートを受けながらそれぞれの研究活動に取り組んでいます。
〇分野賞(数物化学系)
「~アルキメデス立体のすべての頂点を一筆書きで行く?~半正多面体上でのハミルトン閉路探索」
上地 明徳(あきのり)さん(球陽中学校・教育学部 山城康一 准教授指導)
○特別賞(チャレンジ賞)
「プログラミングによる物理シミュレーション」
伊佐 森智(もりと)さん(球陽中学校・理学部 前野昌弘 准教授指導)
分野賞を受賞した上地さんのコメント
「素直に嬉しいです。他の受講生のすごく面白い研究も見ることができて、楽しかったです。」
特別賞を受賞した伊佐さんのコメント
「賞がもらえて嬉しいです。大変だったけど、色々な意見やアドバイスも貰えました。」