琉球大学では、令和2年3月27日(金)、琉球大学50周年記念館多目的室において「新たな沖縄振興に向けた沖縄県との意見交換会」を開催しました。
沖縄県では、現行の沖縄振興特別措置法が2021年度末をもって終了することから、新たな沖縄振興に向けた検討を行っています。この検討にあたり、県企画部では、本学をはじめとする関係団体に対し、2022年度以降に実施を検討している取組みや、その取組みを推進するために必要な制度の創設・改正等の要望を把握するため、アンケート調査を実施しました。本学からは、このアンケート調査に対して21件の提案を提出いたしましたが、今回の意見交換会はこれに対する補足説明の場として開催されました。
意見交換会には、県企画部企画調整課から6名の職員、琉球大学から36名の教職員が参加しました。木暮一啓理事(企画・研究担当)の進行のもと、新たな沖縄振興に向けた検討スケジュール等が県から説明された後、今回提出した21件の提案を基に人材育成や研究等の観点から幅広い議論が行われました。
本学参加者からは「直接会って意見交換できたことは相互理解のために大変よかった」「何度か意見のキャッチボールをしながらブラッシュアップできるとよい」「本学と沖縄県との意見交換会は引き続き必要」といった声もあり、大変和やかで有意義な意見交換会となりました。本学としては、引き続き沖縄県の抱える課題や今後の取組みを十分に理解し、ともに考えていくことで、『地域とともに豊かな未来社会をデザインする大学』を目指してまいります。