琉球大学では、9月3日(木)から16日(水)までの間、事務職員を対象とした学内サテライト勤務の実証実験を行いました。
本学では、働き方改革や新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、事務部内に「在宅勤務に関するワーキングチーム」を設置して課題整理や改善策の検討を行っています。8月に沖縄県独自の緊急事態宣言が発出されるなど、新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応策を早急に講じる必要があったことから、事務室内の3密を回避すべく、会議室等を活用した分散型勤務(学内サテライト勤務)を行うことができるよう、勤務体制の構築に向けた実証実験を行いました。
この実証実験には、管理職も含めて100名を超える職員が参加しました。参加者からは「実際に体験できて有意義だった」「これまでの業務内容や手順を考える機会になった」という声があったほか、今後の本格実施に向けては「サテライト勤務会場の環境整備が重要」「書類の電子化等を進める必要がある」といった意見も出てきました。
また、今回は各部局の職員が同一会場を使用して1日交代で参加していましたが、今後は、全部局が同時並行で長期間実施した場合でも問題がないかを確認するために、規模を拡大して再度実証実験を行う予定です。