去る11月7日(土)に、2020年第11回ロッキー・チャレンジ賞*を受賞した、カリフォルニア大学サンフランシスコ校麻酔科講座臨床教授の金城さくら氏の授賞式と記念講演を開催しました。今年は、コロナウィルス感染症拡大防止のため、米国カリフォルニアの金城教授をオンラインで繋ぎ、その模様をYouTubeにてLIVE配信するという方法での開催となりました。
まず、西田睦学長からの「本学医学部の卒業生である金城さくら先生が、11回目のロッキー・チャレンジ賞を授与されるということで、大変うれしく思っています」との開会の挨拶を牛窪潔理事が代読し、続いて、米国サンフランシスコの金城教授をオンラインで繋ぎ、第11回ロッキー・チャレンジ賞授賞式を挙行しました。授賞式で金城教授は、受賞の喜びや家族への感謝と共に、「沖縄から世界に羽ばたく人材がどんどん出てほしい」と述べられました。
その後は、「アメリカで医師として生きる」と題した金城教授の受賞記念講演が行われました。金城教授は、講演の中で麻酔科医を選んだ理由やアメリカへ渡った経緯、救急病院でのアメリカならではの経験等を紹介しました。また、若い世代へ向けて、自分の夢を視覚化すること、目標のため何が必要かリサーチを行うことや、アンテナを張ってチャンスを逃さないこと等のアドバイスも送られました。
授賞式と記念講演会の様子は、YouTubeの「琉球大学地域連携推進機構チャンネル」にて動画を公開しています。是非、ご覧ください。
*ロッキー・チャレンジ賞は、日産ディーゼルの元社長 仲村巌氏が、「外界志向」「志」「チャレンジ精神」をキーワードに前進する人々を応援するために2010年に設立されました。設立当初より、琉大未来共創フォーラム(旧:琉大21世紀フォーラム)で記念講演を開催しています。
◆動画:授賞式・記念講演の全体版はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=CL8CEPw33Q0