将来の傑出した科学技術人材の育成を目指して、全国の高校生を対象に実施されている「グローバルサイエンスキャンパス(以下GSC)」事業の、令和2年度「全国受講生研究発表会」(国立研究開発法人 科学技術振興機構(以下JST)主催、11月15日(日) オンライン開催)で、本学の「琉大カガク院」から参加した平良建史朗さんが「優秀賞」を受賞し、令和3年1月18日に西田学長を表敬訪問しました。
この研究発表会では、全国のGSCから選抜された高校生による約40組の研究発表が行われ、本学の「琉大カガク院」からも、3名の受講生が参加しました。審査の結果、平良さんは、「優秀賞」を受賞する事ができました。
西田学長からも「サンゴの研究は沖縄のためにもありがたい研究。今後も研究活動を頑張ってほしい」と期待の言葉が述べられました。
GSCは、将来グローバルに活躍しうる傑出した科学技術人材の育成を目的として、卓越した意欲・能力を有する高校生等を対象とする国際的な活動を含む高度で体系的な、理数教育プログラムであり、JSTの支援を受けた本学を含む全国14大学において実施されています。
本学は平成30年度に採択され、「琉大カガク院」の愛称で事業を行っており、これまでに123名の受講生を受け入れ、多様な分野の学習・研究指導に取り組んできました。令和2年度は第二段階(2年度目)の受講生17名が、本学の研究室でサポートを受けながらそれぞれの研究活動に取り組みました。
【優秀賞】
「サンゴの産卵時期は人為的に変えられるのか?~ウスエダミドリイシの性ステロイドホルモン合成経路の解明からのアプローチ」
平良 建史朗さん(那覇国際高校・理学部 竹村 明洋 教授指導)