琉球大学では、SDGs達成への貢献に取組んでいくため、令和2年2月にSDGs推進室を設置し、同年12月に開催されたキックオフを皮切りに、毎回テーマを変えSDGsシンポジウムを開催してきました。この度、第3回目として、令和3年3月に「研究」をテーマとする「琉大SDGsシンポジウム2020~研究から広がるSDGs~」を開催しました。COVID-19感染拡大という状況を踏まえ、感染拡大防止に配慮した対面とオンラインの併用方式で実施され、80名(会場26名、オンライン54名)の学生、教職員および一般の方が参加しました。
第二部の事例紹介では、学内で現在進行中の「JST共創の場プロジェクト」について竹村明洋理学部教授・副理事より、「JST SOLVE for SDGsプロジェクト」について安元純農学部助教より、そして「琉大SDGsプログラム構想」について瀬名波出工学部教授・学長補佐より報告がされました。
第三部では基調講演と事例紹介の登壇者による「おきなわの未来をSDGsでカタチにするには」をテーマとするパネルディスカッションが行われ、参加者からの事前質問に答える形で、社会課題を解決するための取組みについて事例紹介も交えつつ、大学から外に出て現場でブレインストーミングを行うことの大切さやソーシャルビジネスの役割など、活発な議論が繰り広げられました。