琉球大学では、JST(国立研究開発法人科学技術振興機構)「共創の場形成支援プログラム(COI-NEXT)」育成型に採択された、資源循環型共生社会実現に向けた農水一体型サステイナブル陸上養殖プロジェクトを2020年12月より開始しました。これに関連し、2021年3月24日に「サステイナブル陸上養殖シンポジウム」を本学50周年記念館にて開催し、会場・オンライン合わせて100名以上の参加がありました。
西田睦学長による開会挨拶、木暮一啓理事・副学長による企画趣旨説明の後、水産大学校の山本義久教授による「ハタ類の新しい養殖・ビジネスモデル~ヤイトハタを事例とした陸上養殖の沖縄モデル~」、東京海洋大学の遠藤雅人准教授による「陸上養殖の展望とアクアポニックス(養殖と水耕栽培を組み合わせたシステム)について」の基調講演を行いました。 また、本学理学部の竹村明洋教授より「資源循環型共生社会実現に向けた農水一体型サステイナブル陸上養殖プロジェクト」の紹介の後、「サステイナブル陸上養殖の社会実装に向けた共創の場とは」というタイトルでパネルディスカッションを行い、活発な意見交換が行われました。