3月27日に開催されたハルトプライズ(Hult Prize)の地域大会(Regional Summit)で琉球大学の「Reing」がトップ6チームに選ばれました。
ハルトプライズ(Hult Prize)とは、ハルトプライズ財団が主催する世界最大の学生起業アイディアコンペです。国連とパートナーシップを結んだ数少ないプログラムの一つで、2009年からこれまでに世界120カ国以上の100万人を超える学生が参加しています。
2021年は”Food for Good”をテーマに競われ、国連で行われる最終大会の優勝チームには起業資金として100万ドルが贈られます。
参加者は、まず学内大会(On-Campus Program)へ参加する必要があり、学内大会の優勝チームは地域大会(Regional Summit)に進むことができます。今年の東京で開催された地域大会には日本だけでなくロシア、韓国、マレーシア等から60チームが参加しました。
琉球大学では、運営メンバーを中心に、初めての学内大会を2020年12月20日に開催し、学内大会へ参加した8チームの中から「Reing」が優勝し地域大会(Regional Summit)に進みました。
「Reing」は“フードロス×ペットフード”をテーマに、廃棄され続けるおからと沖縄野菜を使って犬の補助食品を作るというアイディアを提案しました。惜しくも次のプログラムへの参加は叶いませんでしたが、今回のアイディアを応用し、沖縄県内でおからを利用した商品の開発に向けて活動を続けています。