2020年12月4日に開催された、デジタルテクノロジーを用いたサービス、アイデアを募集するビジネスコンテスト「クロスティックイノベーション2020」の沖縄地区最終選考会で、工学部の岡﨑威生教授が故:玉城史朗教授から引き継ぎ、株式会社Alpaca.Lab(代表取締役 棚原生磨)と共同研究・開発を行っている運転代行配車アプリ「AIRCLE(エアクル)」が最優秀賞に選ばれました。
AIRCLE(エアクル)は、安全・安心な運転代行業者を簡単に手配できるアプリで、2020年8月のサービス開始から約5千件ダウンロードされています。
岡﨑教授は、このアプリに搭載するAI技術の開発アドバイスを提供しており、最終選考会では、運転代行を手配するのにかかる時間が5分から平均10秒以下に、曜日に関わらず到着に平均60分かかっていたのが平均11分に、マッチング率が85%あることが評価されました。
今後も沖縄地区、九州地区、東北地区、北海道地区、各地区の最優秀賞、優秀賞受賞者は令和3年1月13日に東京都内で開かれるグランプリファイナルに出場します。
岡﨑教授コメント: ビジネスモデルは身近な課題解決ですが、背景では人間行動モデルが解析され、今後適用対象の拡大も期待されています。